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ラサへ行く為にはいくつかのルートがある。
空路で直接ラサに降りるか、
陸路でバス、電車を利用するなど。
しかし共通して【入境許可証(パーミッション)】が必要である。
これは申請したら窓口ですぐに手に入るというものでは無いらしく、
値段も聞いたところまちまちだった。
数百元~数千元。
無くても入れるという情報もあったが、それもまた確証が無かった。
スケジュール的に自分が自由に動けるのは10日間前後。
時期的に国慶節があり、
この許可証を得る為にどれだけ足止めされるのかが予測不能だった為
成都にあるバックパッカー御用達のゲストハウス
【Sim's Cozy garden Hostel(日本語可)】へ連絡を取り、
見積もりをお願いしてみた。
結果的に成都からの往復で一日ずつ使ってしまう為、
最大8日間でのスケジュール組みになるが、
余裕を持たせて以下の通り7日間で出してみた。
1日目 成都出発 列車に乗車(青蔵鉄道)
2日目 列車
3日目 ラサ到着
4日目 ラサ市内観光
5日目 ナムツォ日帰り
6日目 ラサ市内観光
7日目 ラサ→成都へフライト
時期は10月中旬~下旬。
結果はいくつかのパターンを提示してくれて、
4800元~5300元との事だった。
ちなみに内訳は以下の通り。
・入境許可証
・列車代
・帰りの飛行機代
・ホテル代
・現地のガイド代
ラサに入る為にはあらかじめ当局に旅行予定表を提出し、
更には旅行者の安全を護る為にガイドを雇わなければならない。
安全、ねぇ・・・。
ツッコミたい気持ちは置いておいて・・・。
自分の行動が制限されてしまう事が息苦しく感じて悩んだ。
そんな時、「カム東部」という情報を得る。
場所は西蔵省ラサ(チベット自治区)の東側で
四川省、青海省をまたぐ地方を指す。
特に青海省ジェクンド(玉樹)は標高が3710m(ラサは3650m)もあるらしく、
入境許可証無しでいけるチベット自治区だという。
そんな場所があるとは・・・。
自分の中でこの場所に関する興味が膨らんできた。
早速情報を収集したところ、
友人達から貴重な資料を手に入れる事が出来たり、
ネットで参考になるルートが発見できた等の幸運が重なった事もあり、
ラサを諦め陸路でこの地方を往く事に決めた。
続く。