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結局、旅のルートは以下のように決めた。
成都
↓
康定(kanding:ダルツェンド)
↓
甘孜(ganzi:カンゼ)
↓
玉樹(yushu:ジェクンド)
↓
西寧(xining)
↓
成都
ひとまず成都には飛行機で飛ぶが、
予定通り進めるかも分からなかったので
敢えて片道分のチケットしか買わなかった。
次に持ち物。
・パスポート
・お金
・着替え
・コート
・マフラー
・ポーチ
・mp3プレイヤー
・ほぼ日手帳
・小説
・携帯電話+充電器
・お菓子
・高山病の薬
・バックパック
・使い捨てカイロ
着替えは汚れてもよく、薄手で着重ねできる事が出来るものをチョイス。
お金は現地通貨で6000元程度持って行ったが、
財布と複数の封筒に分けて持つようにした。
カードの類は持って行っていない。
ポーチは旅先の街を散策する際に貴重品だけ持ち歩く際に便利。
そしてmp3プレイヤー。
高山病の薬が必要と言われるほど
標高の高い場所へ行くのは初めてだったので
安い音楽プレイヤーを持って行く事にした。
ちなみに持って行った曲を晒しておく。
Breath of faire Ⅳ ~オープニングアニメーション~
Pollyanna (I Believe In You)
君の知らない物語
疾走
始まりの場所
走れ走れ
さすらい
さすらい(スピッツ カヴァーver)
太陽の真ん中で
Eight Melodies
オネットのテーマ
ツーソンのテーマ
スリークのテーマ
フォーサイド (摩天楼に抱かれて)
Funny Bunny
旅の途中
イージュー★ライダー
自転車のテーマ (くるくるペダル)
ホテル (白蝶貝のネックレス)
ランマのテーマ
スマイル アンド ティアーズ
MIDNIGHT BLUE
Wild Flowers
Wind Climbing -風にあそばれて-
YES,I WILL...
カントリーロード
風の故郷へ~For The Last Time~
旅人よ~The Longest Journey
全28曲(順番は忘れた)
曲名を聞いただけで分かる人には自分の嗜好がバレバレである。
それにしても音楽は旅を彩る良き友である。
何を持っていくかを選んでいる時なんかすげぇ楽しい。
さて、次からはついに旅本編に入ります。
続く。
↑甘孜(ganzi:カンゼ)の街外れにあった水溜り。
空が映りこんでます。
ラサへ行く為にはいくつかのルートがある。
空路で直接ラサに降りるか、
陸路でバス、電車を利用するなど。
しかし共通して【入境許可証(パーミッション)】が必要である。
これは申請したら窓口ですぐに手に入るというものでは無いらしく、
値段も聞いたところまちまちだった。
数百元~数千元。
無くても入れるという情報もあったが、それもまた確証が無かった。
スケジュール的に自分が自由に動けるのは10日間前後。
時期的に国慶節があり、
この許可証を得る為にどれだけ足止めされるのかが予測不能だった為
成都にあるバックパッカー御用達のゲストハウス
【Sim's Cozy garden Hostel(日本語可)】へ連絡を取り、
見積もりをお願いしてみた。
結果的に成都からの往復で一日ずつ使ってしまう為、
最大8日間でのスケジュール組みになるが、
余裕を持たせて以下の通り7日間で出してみた。
1日目 成都出発 列車に乗車(青蔵鉄道)
2日目 列車
3日目 ラサ到着
4日目 ラサ市内観光
5日目 ナムツォ日帰り
6日目 ラサ市内観光
7日目 ラサ→成都へフライト
時期は10月中旬~下旬。
結果はいくつかのパターンを提示してくれて、
4800元~5300元との事だった。
ちなみに内訳は以下の通り。
・入境許可証
・列車代
・帰りの飛行機代
・ホテル代
・現地のガイド代
ラサに入る為にはあらかじめ当局に旅行予定表を提出し、
更には旅行者の安全を護る為にガイドを雇わなければならない。
安全、ねぇ・・・。
ツッコミたい気持ちは置いておいて・・・。
自分の行動が制限されてしまう事が息苦しく感じて悩んだ。
そんな時、「カム東部」という情報を得る。
場所は西蔵省ラサ(チベット自治区)の東側で
四川省、青海省をまたぐ地方を指す。
特に青海省ジェクンド(玉樹)は標高が3710m(ラサは3650m)もあるらしく、
入境許可証無しでいけるチベット自治区だという。
そんな場所があるとは・・・。
自分の中でこの場所に関する興味が膨らんできた。
早速情報を収集したところ、
友人達から貴重な資料を手に入れる事が出来たり、
ネットで参考になるルートが発見できた等の幸運が重なった事もあり、
ラサを諦め陸路でこの地方を往く事に決めた。
続く。
最初、自分はラサに行きたかった。
それは留学時代。
ある同学(tongxue:同級生)に見せてもらった一枚の写真に起因する。
確かあれは冬の寒さも厳しい時期だったと思う。
彼の人はチベットに挑み、見事ラサへと辿り着いた。
目覚めるような青空が広がっていた。
一目でその写真に魅入られた。
こんな空が見える場所へ自分も行きたいと思った。
やがて留学を終えた自分は現地の日系企業に就職した。
それからもラサ行きの思いはあったものの、
中々休みがとれず、タイミングも合わず、月日は流れ・・・。
色々あり、
ついに会社を辞める決心をした時、
皮肉な事に機会も一緒に訪れた。
自分は早速準備に取り掛かった。
続く。
↑玉樹(ジェクンド)の空
あの人が見せてくれた写真も
こんな青空だった気がする。