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↑康定(ダルツェンド)の朝。
空が大分近づきました。
寒かったけどこの景色を見て朝からテンションがあがった。
体調は良好、だと思ったが、
階段の上り下りで息切れを起こす。
↑宿のオーナーが出店してた飯屋で朝食。
砂鍋面条(8元)
ぐつぐつ言っております。
朝食を食べながら
同じメニューは食べない事にしようと、
旅を楽しむ為にオレルールを決めた。
但し、お菓子は除くというエクスキューズも設けた。
食事後、街の名所である「跑馬山」へ行こうと歩いていると
観光地への客引きがもっとスゴイ場所があると勧めてきた。
聞いてみると、「木格措」という場所の景観が素晴らしいとの事。
何でも車で1時間程度で行く事が出来、最大標高3600mまで登るらしい。
地図などで場所を確認すると、
確かに有名な観光地で分かりやすい道のりでもあった。
次の目的地に向かうバスは明日で今日は時間があるで、
値段交渉の末にガイドとして雇う事にした。
それが過ちだと気付かずに。
ガイドは車を持って来たが、
「兄貴」だという連れ合いを新たに一人伴った。
今思えば、この時に問いただしておくべきだった。
しかし、新しい土地でテンションがあがりっぱなしの自分は
そこまで深くは考えもせずに乗車してしまう。
車は加速しあっという間に目的地の入口に辿り着く。
かなりのスピードが出ていたが、
速度メーターが何故かずっと0km/hだったので
どれくらい出てたかは分からない。
聞いたところでどうせ
「速度メーター?そんなもの飾りですよ」
としか返って来なかっただろう。
↑途中で見かけた景色と牛の群れ。
うん、景色は良かったよ。
後に起こる悲劇を知らない世間知らずな坊やの自分は
はじめて見る世界に興奮しっぱなしだった。
木格措の入口で、中に入る為には入場券と専用バス往復券を買わなければならなかった。
もちろんそんな事聞いていない。
しかし、折角ここまで来たので中に入る事にした。(計164元)
↑急勾配をありえない速さで飛ばすバス。
奇跡的にぶれずに撮れた一枚。
そしてバスを降りるとこんな光景が広がっていたわけですよ。
空近っ!
観光地だけあって道路は舗装され、でかい自然公園といった感じだが、
風景だけを描写するとなんて幻想郷。
ガイドが天気が良いので雪山(標高5500mとか言ってた)が見えるかもと言っていたので
付いていく事にした。
ちなみに、平坦に見えるような道のりでも3分歩かないうちに息切れを起こす始末だった。
で、案内されたのがここ。一番奥にちょこっと見えるのが雪山。
何でも登った人のうち7割が失敗し撤退を余儀なくされ、
成功者は1割にも満たないらしい。
未踏山って聞いてたけど、登りきった人も居るのか?
ちなみに残りの2割は?って聞いたら「死んだ」と言われた。
自然って恐ろしい。
帰り道は体が慣れてきたのか、
結構速く歩いても大丈夫だった。
↑戻りのバスを途中で降りたところにある温水が吹き出る湖。
足湯に浸かってた人(黄色い服)が「welcome!」と言って来たので
写真を撮らせてもらった。
何度も言うが、景色は良かった。
しかし、如何せん高くついた。
13:00 康定の街に戻ってきた。
ガイドに当初の取り決め通りの金額を払おうとしたら、
足りないと言われる。
「それは一人分だ。二人分払え」
・・・そう来ましたか。
自分は最初に金額を決めている事を告げ、
正当性を主張したが、
山でのガイド代、運転代、写真料など
テンプレ通りの項目を更に上乗せして請求してくるばかりで
聞く耳をもたれない。
自称運転手に対し、
「あんたは運転してただけで、
俺が山に入ってる間は休んでただけじゃないか。
そんな時間があるなら他の客引きでもしてたら良かっただろ」
と拙い中国語で反抗を試みるがやはり聞く耳を持たない。
(咄嗟によく言えたと思う、今はもう無理)
そればかりか、仲間を呼びそうな気配も漂い始め、
分があまりにも悪かったので、泣く泣く支払った。(計410元)
・・・最初の値段交渉は一体何だったんだろう。
何てことは無い、
自分が世間知らずの坊やだっただけの事だ。
ただ、それだけの事さ・・・。
しかし、支払った金額は、
泊まってた宿に13泊してもお釣が来る事を考えると
やりきれない気持ちで一杯になった。
景色は良かったのに・・・。
その後宿で一休みすると、
一旦街でパスポートのコピーを取ったり(1枚1元)、
高山病の薬と車の酔い止め薬を買ったりしてから、
めげずに当初の予定だった「跑馬山」へ行く事にした。
↑高山病の薬
今ふと思ったが、日本では1枚10円でコピーできる事を考えると
1枚1元は割高だ。(2009/10当時は1元14円ぐらいだった気がする。)
さすがに登山する気にはならず、安易にロープウェイ乗降所へ向かう。
↑二人乗りのロープウェイ。
片道15分くらいだったかな?
途中で空は曇り、強風にあおられ、途中で何度か止まり、
生きた心地がしなかった。
しかし、宙ぶらりん状態から見る景色と状況は、
午前中の出来事で腹を立てた自分に己の小ささを悟らせてくれた。
ロープウェイから降りたらまた天気が良くなった。
自分も何かが吹っ切れた気がした。
↑分かりづらいかもしれないけど、
巨大松ぼっくり。
山で見たもの。
タルチョ・ルンタ旗を見るとチベットに来たな・・・って感じがする。
なんでも、五色の順番は青・白・赤・緑・黄の順に決まっており、
それぞれが天・風・火・水・地の五大要素を表現するらしいが・・・
順番が抜けているのは風に飛ばされたのかな?
風の馬が描かれているのは仏法が風に乗って拡がるよう願いが込められている。
以上、豆知識。
↑帰りのロープウェイ。
え、ガラスが無い?
ガラスなんて、ただの飾りですよ。HAHAHA。
なお、ロープウェイは往復で30元(怖い)。
山の各場所を巡るには入山料50元がかかる。
雄大な山の頂、雲、それに掛かる電線。
このアンマッチさが不思議。
無事に下山した後は、朝食を食べた店で夕飯にした。
砂鍋辣醤米線(8元)。
あいかわらずぐつぐつしてます。
おばちゃんからミカンも貰ったので有り難く頂く。
やな事もあれば、いい事もある。
明日はバスが6時出発なので早寝。
次の目的地は甘孜(ganzi:カンゼ)だ。
続く。
10/20 1日目 成都→康定
大連から西安経由で成都へ。
途中休憩含めて5時間の空路。
12:30 成都着。
空港から出てる313番バスでひとまず市内へ。(12元)
(約30分)
終点のホテル前で下車し、
すぐ近くの新南門車駅(バスターミナル)へ。
すると、丁度良いタイミングで
康定(ダルツェンド)行きのバスがあるではないか。
という事で即座にチケットを取り乗車。(117元)
何故か座席は自由でいいとの事。
本気か!?と思ったが、
運転手はチケットの半券と頭数だけ確認して
車を出発させた。さすがアバウトの国。
14:30
19:30 途中で一回トイレ休憩を挟み、夕食地点へ到着。
てきとーに食材をチョイスして調理してもらう。
↑ご飯、豚肉×辛味噌、鶏がら?スープ(計19元)
豚肉のボリュームが半端なく、胃にガツンときた。
味はそこそこ。料金は後払いだった。
21:00 康定着(標高2500m)。
空は案の定真っ暗。
バスターミナルを出たところで
宿の客引きが大勢居たので、
一泊30元を提示してきたおばちゃんに決めて
後をついていく。
途中で階段があったのだが、
2、3段登っただけで息切れ。
そして頭痛。
・・・
・・・これが高山病か?
幸いな事に息切れと頭痛は少し休むと沈静化したので
薬を飲む事は無かった。
自分は2500m以上は気をつけたほうがいいんだな・・・。
最終的には4000m級の道を走破する事を考えると
気が重くなった。
↑漢源飯店
部屋のスペック:
一泊30元、個室、エアコン、テレビ、熱湯サービス。
シャワー、トイレは共用。
足を伸ばして寝れる程度の広さ。
この共用シャワートイレ室が
面白い構造をしていた。
↑寝ぼけてたらアウトだな。
その日は大事をとってすぐに休む事にした。
続く。
発表は自己満足度60点。
他の受講生の方々からの指摘を見てみたけど、
各々が良い事も悪い事も書くようになっているので
点数がつけられない。
でも、何だか涙が滲んだ(意味不明)。
そして、
準備してきたのに言えなかった事を
講師の方にずばり指摘されてしまったのが悔しい。
前回の講義で言われた事を考え準備した結果、
自分の強みを殺していると暗喩され、やはり悔しい。
意気込みは察してくれたようだが、
それじゃ駄目なんだ。
全部ひっくるめて
準備したはずだったのだから。
講師の方が「これが始まり」と仰っていた。
自分のスタートラインは
他の人より随分後方にあるのだと自覚する次第である。
講座はこれで終わりだが、まだ試験がある。
まだ終わりではない。
テレビでは小学校で先生が生徒達を目の前で「休みます」宣言をするという、
受け取り方を間違えるとちょっとやばそうなCMが流れております。
さて、タイトルにあったサントリー&FF13のコラボ企画の件ですが、
詳しくは以下のサイト参照です。
http://www.suntory.co.jp/softdrink/finalfantasy13elixir/index.html
企画の内容は12月8日から発売されるエリクサー缶を買って、
その写真を公式サイトに投稿しようぜってものですが、、、
個人的に画面上の「スペシャル」をクリックすると表示される
企画説明文に書いてあった事が気になりました。
以下サイトより抜粋
2009年12月、日本国は様々な要因により厳しい冬を迎えていた。
そこに突如現れたのが、FINAL FANTASY XIII ELIXIRである。
我々に与えられた使命は、様々な場所に赴きエリクサーを用いてHP全回復の光を点すことだ。
戦士達の挑戦を待っている!
企画に世情を反映しすぎじゃぁないかい?と。
HP全回復って何の事なのでしょうか・・・。
今回のFFの内容を考えるとリアルに笑えない気がするのは私だけでしょうか・・・。
でも、ワタシはこの缶を買うと思います!!
結局、旅のルートは以下のように決めた。
成都
↓
康定(kanding:ダルツェンド)
↓
甘孜(ganzi:カンゼ)
↓
玉樹(yushu:ジェクンド)
↓
西寧(xining)
↓
成都
ひとまず成都には飛行機で飛ぶが、
予定通り進めるかも分からなかったので
敢えて片道分のチケットしか買わなかった。
次に持ち物。
・パスポート
・お金
・着替え
・コート
・マフラー
・ポーチ
・mp3プレイヤー
・ほぼ日手帳
・小説
・携帯電話+充電器
・お菓子
・高山病の薬
・バックパック
・使い捨てカイロ
着替えは汚れてもよく、薄手で着重ねできる事が出来るものをチョイス。
お金は現地通貨で6000元程度持って行ったが、
財布と複数の封筒に分けて持つようにした。
カードの類は持って行っていない。
ポーチは旅先の街を散策する際に貴重品だけ持ち歩く際に便利。
そしてmp3プレイヤー。
高山病の薬が必要と言われるほど
標高の高い場所へ行くのは初めてだったので
安い音楽プレイヤーを持って行く事にした。
ちなみに持って行った曲を晒しておく。
Breath of faire Ⅳ ~オープニングアニメーション~
Pollyanna (I Believe In You)
君の知らない物語
疾走
始まりの場所
走れ走れ
さすらい
さすらい(スピッツ カヴァーver)
太陽の真ん中で
Eight Melodies
オネットのテーマ
ツーソンのテーマ
スリークのテーマ
フォーサイド (摩天楼に抱かれて)
Funny Bunny
旅の途中
イージュー★ライダー
自転車のテーマ (くるくるペダル)
ホテル (白蝶貝のネックレス)
ランマのテーマ
スマイル アンド ティアーズ
MIDNIGHT BLUE
Wild Flowers
Wind Climbing -風にあそばれて-
YES,I WILL...
カントリーロード
風の故郷へ~For The Last Time~
旅人よ~The Longest Journey
全28曲(順番は忘れた)
曲名を聞いただけで分かる人には自分の嗜好がバレバレである。
それにしても音楽は旅を彩る良き友である。
何を持っていくかを選んでいる時なんかすげぇ楽しい。
さて、次からはついに旅本編に入ります。
続く。
↑甘孜(ganzi:カンゼ)の街外れにあった水溜り。
空が映りこんでます。