ドロップアウトしていた筆者が上海暮らしするブログ。成長の為とかこつけて色々見聞してます。 掲載情報の正確性については注意を払っておりますが、筆者独自の視点につき責任を負いかねますのでご了承ください。ご参考までにどうぞ。
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10/27 8日目 玉樹→西寧2
7:00 西寧着
空はまだ暗かったが、
バスターミナルは人でごった返していた。
ひとまず自分はバスターミナルをそのまま出る事はせず、
購買部で地図を購入。
そのまま地図上で現在地を確認しようと売店の人に訊くと
「知らん」
と素っ気無く一蹴。
・・・あれ、地元の人じゃないのか?
そのままそこに居てもしょうがないので、
外に出てそのままタクシーに乗って空港に向かう事にした。
帰りのチケットを用意しないままここまで来たので、
空港で空き席があるようだったらそのままチケットを
買って飛んでしまおうと考えていた。
空港までタクシーで100元。
高速代と乗車時間約20分。
高いと思ったが、
タクシーの運ちゃんが乗車直後にそんなもんだと
言っていたので仕方あるまい。
運ちゃんの訛りが強く、
思うようにコミュニケーションが取れなかったのが悔しい。
こんな場合もちゃんと交渉するにはどうしたらいいんだろう・・・。
やっぱ、下調べと場数か・・・。
空港内の航空会社で空き席を確認すると、
本日発の便は既に満席との事だった。
これは正直意外で、この旅一番の誤算だった。
実は出発前にネットの格安エアチケット売りページで
「夜の時点で翌日のチケットに空きがあるか」
というのを1週間ぐらい毎日リサーチした結果、
平日朝なら当日フライトのチケットを購入できるだろうと
考えていたからだ。
てんぱった。
キャンセル待ちができるか聞いてみたら
「じゃあ待てば?」
と素っ気無く一蹴。
あれ?似たような対応をどこかでされたような・・・。
ともかく航空会社受付の人の態度から
期待値が低そうな事を感じ取ったので、
翌日の空き席状況を聞くとまだ有るとの事だった。
これを聞いた自分は安心して墓穴を掘ってしまった。
ほっとした自分は
そのままチケットを購入してしまったのだ。
すぐに帰れるわけじゃ無くなったのだから、
わざわざ高いチケットを購入する必要は無い。
おとなしく市内の旅行代理店で安チケットを探した上で
もし無かった時の選択肢として取って置けばよかったのだ。
油断大敵。
でも、後悔先に立たず。
何というか・・・昨晩の置いてけぼり感とは違った、
心が干上がるような、妙な気分だった。
しかし、その場でいつまでも落ち込んでしょうがないと
市内に戻ることにする。
ただ、100元はやっぱり高いと思ったので
再度航空会社の人に市内に向かうバスが無いかと聞くと
21元で出てるとの事だったのでそれに乗る事にした。
バスチケット販売所では、
乗車券を買うついでに
現在位置、
バスターミナルの場所、
市内のお勧めスポット、
外国人の泊まれる宿、
また空港に来る為のバスチケット販売所の場所を訊くと
先ほど買った地図に印をつけながら親切丁寧に教えてくれた。
・・・この冴えが飛行機チケットを買う時にあれば・・・
と後悔しても遅い。
市内へのバスチケット。
ともあれ、安く西寧市内に舞い戻る事に成功。
空港で教えてもらった宿は
・西寧市中心部に公共バス1本(1元)でいける
・空港に行くバスの乗車券売場がすぐ近所にある
というなんとも良い場所にあった。
しかし、フロントでこう言われる。
「外国人は駄目です」
・・・
これにはまたへこんだ。
断られ方は凄い丁寧だったけどさ。
ホテルの建物が結構立派だったのだが、
そう言えば玉樹で断られた宿も結構立派な建物だったな。
昔は招待所は外国人お断り、というのをよく聞いたけど、
まさか、そこそこ立派そうなところで言われるとは・・・。
ちょっと自信喪失気味になりながらもめげずに
すぐ隣にあったホテルにも試しに聞いて見る事にした。
すると、フロントのお姉さんは簡単に
「可以吧~!(「別に構わんでしょ」的な意味)」
の一言をくれた。
愛嬌のある良い笑顔だった。
何故かちょっと泣きそうになった。
シングルもドミも無く、
標準部屋でダブルベッドらしいが
値段はさっきのホテルよりも安いし
バス発券所までの距離も気にするほど変わらない。
というか、
玉樹で泊まった綺麗とは言い難い宿よりも安い。
という事で、即決。
このホテルに泊まる事にした。
空港で教わったホテルは、ニアピンだった。
一泊90元(但し、保険として+110元。チェックアウトする時に返してくれる)
ダブルベッド、バス(シャワー)トイレ、温水器、テレビ付き。
今回の旅の中で一番コストパフォーマンスに優れた部屋だった。
この旅館の並びに空港行きバスのチケット売り場がある。
何となく用も足さずにトイレの水を流してみる。
ちゃんと水が流れた。
何となくシャワーから水が出るか確認する。
ちゃんと水が出た。
何となくシャワーからお湯が出るかを確認する。
ちゃんとお湯が安定して出た。
・・・こんなに素晴らしい事はない。
トイレの水が流れてシャワーからお湯が出るのを見て
感動したのは初めてだった。
何だか涙目になった。
荷物を置いて時計を見るとまだお昼にもなっていなかったので
市内を散策する事にした。
西寧の街。
街の中心にある「中心広場」。ネーミングが直球で心地よい。
散策していたらいつの間にか昼を大分過ぎていた。
遅い昼飯。
回族料理の「炸肉面条」と無料のお茶。(5.5元)
何というかうどんを平べったくして
ぶつ切りにしたものに
スープというかアンをのっけたような感じ。
そういえば甘孜を出てからまともな飯を食ってなかったな。
食後も街をぶらついてから宿に戻った。
というか、冬虫夏草の店が多すぎ。
明日はついに成都へ帰還。
続く。
以下、おまけ。
中心広場で見かけた標識。
そこはかとなく面白いと思うのは
自分だけだろうか。
西寧の街は冬虫夏草の店であふれていた・・・。
(仲間はずれの写真があるので暇があったら探してみてください)
7:00 西寧着
空はまだ暗かったが、
バスターミナルは人でごった返していた。
ひとまず自分はバスターミナルをそのまま出る事はせず、
購買部で地図を購入。
そのまま地図上で現在地を確認しようと売店の人に訊くと
「知らん」
と素っ気無く一蹴。
・・・あれ、地元の人じゃないのか?
そのままそこに居てもしょうがないので、
外に出てそのままタクシーに乗って空港に向かう事にした。
帰りのチケットを用意しないままここまで来たので、
空港で空き席があるようだったらそのままチケットを
買って飛んでしまおうと考えていた。
空港までタクシーで100元。
高速代と乗車時間約20分。
高いと思ったが、
タクシーの運ちゃんが乗車直後にそんなもんだと
言っていたので仕方あるまい。
運ちゃんの訛りが強く、
思うようにコミュニケーションが取れなかったのが悔しい。
こんな場合もちゃんと交渉するにはどうしたらいいんだろう・・・。
やっぱ、下調べと場数か・・・。
空港内の航空会社で空き席を確認すると、
本日発の便は既に満席との事だった。
これは正直意外で、この旅一番の誤算だった。
実は出発前にネットの格安エアチケット売りページで
「夜の時点で翌日のチケットに空きがあるか」
というのを1週間ぐらい毎日リサーチした結果、
平日朝なら当日フライトのチケットを購入できるだろうと
考えていたからだ。
てんぱった。
キャンセル待ちができるか聞いてみたら
「じゃあ待てば?」
と素っ気無く一蹴。
あれ?似たような対応をどこかでされたような・・・。
ともかく航空会社受付の人の態度から
期待値が低そうな事を感じ取ったので、
翌日の空き席状況を聞くとまだ有るとの事だった。
これを聞いた自分は安心して墓穴を掘ってしまった。
ほっとした自分は
そのままチケットを購入してしまったのだ。
すぐに帰れるわけじゃ無くなったのだから、
わざわざ高いチケットを購入する必要は無い。
おとなしく市内の旅行代理店で安チケットを探した上で
もし無かった時の選択肢として取って置けばよかったのだ。
油断大敵。
でも、後悔先に立たず。
何というか・・・昨晩の置いてけぼり感とは違った、
心が干上がるような、妙な気分だった。
しかし、その場でいつまでも落ち込んでしょうがないと
市内に戻ることにする。
ただ、100元はやっぱり高いと思ったので
再度航空会社の人に市内に向かうバスが無いかと聞くと
21元で出てるとの事だったのでそれに乗る事にした。
バスチケット販売所では、
乗車券を買うついでに
現在位置、
バスターミナルの場所、
市内のお勧めスポット、
外国人の泊まれる宿、
また空港に来る為のバスチケット販売所の場所を訊くと
先ほど買った地図に印をつけながら親切丁寧に教えてくれた。
・・・この冴えが飛行機チケットを買う時にあれば・・・
と後悔しても遅い。
市内へのバスチケット。
ともあれ、安く西寧市内に舞い戻る事に成功。
空港で教えてもらった宿は
・西寧市中心部に公共バス1本(1元)でいける
・空港に行くバスの乗車券売場がすぐ近所にある
というなんとも良い場所にあった。
しかし、フロントでこう言われる。
「外国人は駄目です」
・・・
これにはまたへこんだ。
断られ方は凄い丁寧だったけどさ。
ホテルの建物が結構立派だったのだが、
そう言えば玉樹で断られた宿も結構立派な建物だったな。
昔は招待所は外国人お断り、というのをよく聞いたけど、
まさか、そこそこ立派そうなところで言われるとは・・・。
ちょっと自信喪失気味になりながらもめげずに
すぐ隣にあったホテルにも試しに聞いて見る事にした。
すると、フロントのお姉さんは簡単に
「可以吧~!(「別に構わんでしょ」的な意味)」
の一言をくれた。
愛嬌のある良い笑顔だった。
何故かちょっと泣きそうになった。
シングルもドミも無く、
標準部屋でダブルベッドらしいが
値段はさっきのホテルよりも安いし
バス発券所までの距離も気にするほど変わらない。
というか、
玉樹で泊まった綺麗とは言い難い宿よりも安い。
という事で、即決。
このホテルに泊まる事にした。
空港で教わったホテルは、ニアピンだった。
一泊90元(但し、保険として+110元。チェックアウトする時に返してくれる)
ダブルベッド、バス(シャワー)トイレ、温水器、テレビ付き。
今回の旅の中で一番コストパフォーマンスに優れた部屋だった。
この旅館の並びに空港行きバスのチケット売り場がある。
何となく用も足さずにトイレの水を流してみる。
ちゃんと水が流れた。
何となくシャワーから水が出るか確認する。
ちゃんと水が出た。
何となくシャワーからお湯が出るかを確認する。
ちゃんとお湯が安定して出た。
・・・こんなに素晴らしい事はない。
トイレの水が流れてシャワーからお湯が出るのを見て
感動したのは初めてだった。
何だか涙目になった。
荷物を置いて時計を見るとまだお昼にもなっていなかったので
市内を散策する事にした。
西寧の街。
街の中心にある「中心広場」。ネーミングが直球で心地よい。
散策していたらいつの間にか昼を大分過ぎていた。
遅い昼飯。
回族料理の「炸肉面条」と無料のお茶。(5.5元)
何というかうどんを平べったくして
ぶつ切りにしたものに
スープというかアンをのっけたような感じ。
そういえば甘孜を出てからまともな飯を食ってなかったな。
食後も街をぶらついてから宿に戻った。
というか、冬虫夏草の店が多すぎ。
明日はついに成都へ帰還。
続く。
以下、おまけ。
中心広場で見かけた標識。
そこはかとなく面白いと思うのは
自分だけだろうか。
西寧の街は冬虫夏草の店であふれていた・・・。
(仲間はずれの写真があるので暇があったら探してみてください)
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